令和5年度文部科学省委託事業

高等教育管理士
【マネジメント・ディベロップメント基礎講座】
履修証明プログラムのご案内

令和5年 10月2日(月)~令和6年2月5日(月)対面&オンライン学修

一般社団法人専門職高等教育質保証機構では、令和5年度文部科学省委託事業「職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証・向上の推進」事業のうち、教職員研修プログラムの構築の取組の一つとして、「③教職員の資質能力向上の推進」(MD事業)を受託しております。

委託事業として実施する高等教育管理士【マネジメント・ディベロップメント講座】は次のとおりです

1. 基礎講座 2. 総合講座 3. 実践講座

令和5年度に実施する「1:基礎講座」のスケジュールとカリキュラムは、次ページの表のとおりです。当講座の修了者には、ハリウッド大学院大学ビューティビジネス研究科が、学校教育法第105条に基づく履修証明書を授与します。

※ 高等教育管理士の称号は、「1:基礎講座」、「2:総合講座」、「3:実践講座」の3つの講座をすべて修了された方に授与します。

※ すでに「専門職高等教育支援士」をお持ちの方が、「2:総合講座」、「3:実践講座」の2つの講座を修了されますと、「高等教育管理士」の称号を授与します。

受講をお申込みの方は、次の手順でお申込み・ご受講ください。

  1. 受講申込フォームに必要事項を入力し、[送信]ボタンをクリックしてお申し込みください。
  2. 委託事業として実施する期間の受講費用は無料です。定員(20名)となり次第、お申し込みの受付を終了します。
  3. お申込みいただいた方には、事務局よりメールで受講方法をご案内します。
  4. 授業ごとに、1時間の予習、1.5時間の授業、1.5時間の復習とレポート課題の提出が含まれます。レポートは各講師が採点します。60点以上が合格です。

 ※ 学修コンテンツはブラウザの上で閲覧してください。

【履修証明プログラム スケジュールとカリキュラム】

日付講座内容講師
10月2日(月)第1講ガイダンス
 (1)はじめに~本プログラムの目的と講座の説明
 (2)創造社会(DX社会)の高等教育イノベーション
川口 昭彦
10月16日(月)第2講教学マネジメントを理解するⅰ
 (1)中教審答申「高等教育グランドデザイン」
 (2)教学マネジメントガイドラインとは
上杉 道世
10月23日(月)第3講教学マネジメントを理解するⅱ
 (3)職業実践専門職課程と「教学マネジメント指針」
山本 眞一
10月30日(月)第4講教育と指導ⅰ
 (1)「教学マネジメント指針」における教育指導
 (2)専門職高等教育と地域連携
池谷 俊和
11月6日(月)第5講教育と指導ⅱ
 (3)専門職高等教育における職業教育マネジメント
宮島 俊雄
11月13日(月)第6講教職員が心得るべき学生支援マネジメントⅰ
 (1)学習者の多様性の理解と教育方法
 (2)心掛けるべき学生への特別の配慮とメンタルヘルス
稲永 由紀
11月20日(月)第7講教職員が心得るべき学生支援マネジメントⅱ
 (3)クラス担任が行うカウンセリングのポイント
 (4)発達障害の学生、LGBTQへの接し方
稲永 由紀
11月27日(月)第8講教学マネジメントと教職員の協働ⅰ
 (1)専門職高等教育機関における学校マネジメント
織田 竜輔
12月4日(月)第9講教学マネジメントと教職員の協働ⅱ
 (2)専門職高等教育機関における学校マネジメント
 (3)専門職高等教育機関における学校マネジメント
織田 竜輔
12月11日(月)第10講−1
第10講−2
教学マネジメントを管理する理事会・評議員会
 (1)教学マネジメントを管理する理事会・評議員会の在り方
 (2)私立学校法改正に備えて
大河原 遼平
山中 祥弘
12月18日(月)第11講高校との連携を意識した教学マネジメント
 (1)高校教育の多様化の現状
 (2)高校教育と連携した専門職高等教育のカリキュラムとは
花岡 萬之
1月15日(月)第12講教学マネジメントのケーススタディ
 (1)産学連携等多様な実学実習
 (2)漢語分野における臨地実習
 (3)教育の成果発表と見える化
 (4)コンペ型・キャップストン型教育の事例
織田 竜輔
1月22日(月)第13講高等教育の評価(質保証)制度
(1)高等教育に「評価文化」「質保証文化」の導入
(2)認証評価:「事例規制」から「事後チェック」へ
(3)認証評価の現状と課題
川口 昭彦
1月29日(月)第14講高等教育の評価(質保証)と教育の改善 ①
(1)日本の国力(経済力と研究開発力)低下
(2)教学マネジメント体制の確立
川口 昭彦
2月5日(月)第15講高等教育の評価(質保証)と教育の改善 ②
(1)高等教育の質保証
(2)高等教育の高度化と国際競争力強化(教育生産性の向上)
川口 昭彦

授業時間 16時20分〜17時50分

予習オンデマンド1.0時間
授業リアルタイム1.5時間
復習オンデマンド1.5時間(レポート課題提出を含む)

1講義あたり 4時間 x 15講 = 60時間

※ なお、授業の日程、担当講師は変更する可能性があります。

【講師プロフィール】 ※ 講義順、敬称略

担当講座講師肩書
第1講
第13講
第14講
第15講
川口 昭彦一般社団法人専門職高等教育質保証機構 代表理事
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 名誉教授
経歴:理学博士(京都大学)。東京大学において、生命科学の教育研究に携わる。アメリカ合衆国ハーバード大学に留学(1973-1975年)、日本脂質生化学研究会・千田賞および日本生化学会奨励賞を受賞(1978年)。2000年から大学改革支援・学位授与機構にて教授、評価研究部長、理事、特任教授を歴任。アジア太平洋質保証ネットワーク(APQN)の副会長。APQN Quality Awards – Decennial Felicitationを受賞。高等教育質保証に関する著書多数。
担当講座講師肩書
第2講上杉 道世大学マネジメント研究会 
副会長学苑理事
公立大学評価機構 評価委員 他
経歴:京大卒、1974年文部省に採用。2003年東京大学事務局長、理事を経て、(独)日本スポーツ振興センター理事、慶應義塾大学信濃町キャンパス事務長、大正大学理事長特別補佐・質保証推進室長・客員教授を歴任。「大学職員の近未来」、「大学職員のグランドデザイン」等、文部科学省の行政をわかりやすく解説する著書多数。本講座では、教学マネジメント指針が提示された中教審答申「2040年に向けた高等教育グランドデザイン」について解説。
担当講座講師肩書
第3講山本 眞一筑波大学・広島大学・桜美林大学 名誉教授
経歴:教育学博士(筑波大学)。教育学博士(筑波大学)。文部省入省。高等教育局、初等中等教育局を経て、埼玉大学教授、筑波大学助教授、広島大学教授、日本高等教育学会会長、桜美林大学大学院大学教授、研究・技術計画学会(現 研究・イノベーション学会)会長を歴任。現在は筑波大学・広島大学・桜美林大学の各大学で名誉教授を務める。「文部科学通信」に連載中。高等教育行政の専門家。
担当講座講師肩書
第4講池谷 俊和学校法人大原学園 委託教育事業部長
(元大原大学院大学事務局長)
経歴:中央大学商学部会計学科卒業。1990年大原学園に入社。税理士受験講座の講師を勤めながら1998年税理士講座課長、2006年税理士講座部長、2007年税理士講座本部長を経て2009年より評議員、講座総務本部長、出版部門本部長、通信事業本部長などを歴任。2018年より2022年大原大学院大学事務局長に就任。専門職高等教育における教学マネジメントに精通している。
担当講座講師肩書
第5講宮島 徹雄情報経営イノベーション専門職大学 
副学長兼事務局長
経歴:関西学院大学経済学部卒業。株式会社リクルートに入社し、教育機関広報部、住宅情報事業部に在籍。2006年辻調グループに転職。本部長に就任。辻調グループ3校の副校長を兼務。2020年学校法人電子学園理事、iUの事務局長を務めながら、iUの事業会社であるi株式会社代表取締役を兼任。2023年iU 副学長に就任。専門職高等教育における教学マネジメントについて精通している。
担当講座講師肩書
第6講
第7講
稲永 由紀筑波大学大学研究センター講師
経歴:教育学博士(九州大学)。九州大学教育学部助手、広島大学高等教育研究開発センターおよび大学情報サービス室助手、香川大学大学教育開発センター専任講師を経て、現在筑波大学大学研究センター講師。「高等教育教員」に関する研究、高等教育の職業的レリバンスに関する研究短期高等教育(短期大学、専門学校)における人材養成機能に関する研究等を研究。
担当講座講師肩書
第8講
第9講
第12講
織田 竜介OCC教育テック研究所 上級研究員
経歴:早稲田大学理工学部卒。元「事業構想」編集長、「先端教育」編集長。全国の高等教育、社会人教育、リカレント教育を取材を通じて、専門職高等教育機関の専門学校、専門職大学、専門職大学院大学の多様な事例に精通。現在も、専門職大学院において教育・研究プログラムを企画、実施。職業実践専門課程のコンサルタントを行う。現在、『月刊学校法人』において、「教育テックが未来を変える」を連載中。
担当講座講師肩書
第10講−1大河原 遼平TMI総合弁護士事務所 パートナー弁護士
経歴:一橋大学法科大学院修了。最高裁判所司法研修所入所、08年弁護士登録。TMI総合法律事務所、文部科学省高等教育局私学部に勤務。(公財)日本高等教育評価機構大学機関別認証評価評価員、文部科学省学校法人制度改善検討小委員会委員、私学高等教育研究所研究員、文部科学省通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議委員に就任、TMI総合法律事務所パートナー弁護士就任。教学マネジメントの一環として私立学校法の改正とその対応策について解説。
担当講座講師肩書
第10講−2⼭中 祥弘学校法⼈メイ・ウシヤマ学園 理事⻑
ハリウッド大学院大学 学長
経歴:早稲⽥⼤学⼤学院商学研究科修了後、ベンチャーキャピタルである東京中⼩企業投資育成株式会社を経て現職に就く。それらの経験に基づき、教育の質保証に早くから取り組む。⽂部科学省「職業実践専⾨課程を通じた専修学校の質保証・向上」事業を受託するなど積極的に教育の質保証活動を推進している。今回、専門職高等教育機関の運営執行部の立場から私学法改正と教学マネジメントの関わりについてコメントする。
担当講座講師肩書
第11講花岡 萬之前学事出版㈱ 社長
経歴:東京大学教育学部教育行政学科卒。全国高等学校長協会及び高校教育研究会(文部科学省高等学校課)が編集協力している「月刊高校教育」誌編集長を長く務め、高校に関する情報や初等中等教育に精通している。また、平成28年度、令和5年度の文部科学省委託事業計画の分科会有識者として参画し、長く専門職高等教育の評価プロジェクトに関わっている。


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